長崎・平戸の伝統を
守り続けて
あごだしといえば
「マルヤマ」です。
料理の基本となる「だし」は、素材の味がすべてです。
マルヤマ醤油では、厳選した「焼あご」のみを使って「あごだし」を作っています。
もちろん、使用している「焼あご」には、すべて熟練の職人が炭火で丹念に手焼きしたものです。
—マルヤマ醤油は「あごだし」を液体調味料として初めて商品化しました。—
あごの本場・平戸の
「トビウオ」を使用
毎年、9月から10月にかけて、ひんやりとした秋風が吹くころ、平戸の海には「エラに紅をさした」トビウオ(あご)がやってきます。
この季節のトビウオは、脂が乗る前の小振りで「だし」にするのに最適なものです。
マルヤマ醤油では、この地元産の新鮮なトビウオのみを使って全ての「あごだし製品」を作っています。
炭火でじっくり
焼き上げています
原材料となる「焼あご」は、炭火でじっくり手焼きしたものしか使っていません。
炭火であぶるように焼くことで、芯まできっちり焼きあがった「焼あご」が完成します。
手間はかかりますが、こうしてできた「焼あご」からしか、本当においしい「だし」は生まれません。
「焼あご」を、まるごと
「だし」にしています
おいしい「だし」を取るのに、近道はありません。
「最高の焼あご」から「最高の旨み」を引き出すために、あえて粉末にせず、一匹ずつまるごと使って「だし」を取っています。
まじめに、じっくり、ていねいに。マルヤマ醤油の「あごだし製品」は、こうして生まれます。
「マルヤマ醤油」と
長崎・平戸
「マルヤマ醤油」の起源は、江戸・元禄時代まで遡ります。長崎・平戸の地を松浦藩が治めていた時代です。
「マルヤマ醤油」の前身は、松浦藩より醸造業を興すことを命じられ、酒・醤油・味噌を松浦藩御用達の品として、また藩下の人々の日用品として、この地に拡がりました。
そして江戸・明治・大正と移り、昭和11年1月、醤油・味噌を専門とする「マルヤマ醤油」が誕生し、平成6年、現在のこの地にて新醸造所・本社が完成、製造を行っています。
長崎・平戸は太古より海外との交流が盛んであり、常に新しい文化と触れ合ってきました。「マルヤマ醤油」はその先取の精神を持ち続けて、これからも更なる商品の開発に取り組んでまいります。